練馬区石神井地域包括支援センター
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活動報告 2018/09/26 13:49

日本の高齢者のみなさま・・・・・「もっとチーズを!!」

1)チーズがおなかにやさしいわけ

ご高齢の方の中には、ミルクを飲むとおなかがゴロゴロ、という方もいらっしゃるでしょう。

ミルクに含まれる乳糖は、乳児の頃は脳の成長に欠かせない成分ですが、私たちの腸では、離乳後の成長につれて乳糖を分解する酵素が減っており、とくに離乳後牛乳から離れていると、長じてから乳糖が分解できなくなることも。

その点、ヨーグルトやチーズは発酵の段階で既に乳糖が分解されますから、自分で乳糖が分解できなくても、おなかにやさしく安心、というわけです。しかもチーズはミルクをおよそ1/10に凝縮しています。200㏄のミルクが約20gのチーズになっているのですから、栄養的にはとっても優秀!

2)チーズが生まれた必然性!

酪農の国、スイスを例にとれば、夏の間、山麓でもりもりと草を食べた牛たちからは、朝晩栄養たっぷりのミルクが搾られます。冷蔵技術もないその昔、液体のミルクを保存し、更に持ち運ぶのはとても難しいことでした。 それでも彼らは搾ったミルクを冬の間も食べ続けねばならず、麓の村で換金しなければ生きていけないのですから。そこで、彼らはミルクを固めて脱水し、熟成させることでチーズを作ったのです。すなわち、フレッシュなミルクを概ね10分の1の重さのチーズとすることにより、①保存性を高め、②運搬を容易にし、③圧縮により栄養価を高め、更に④風味を加えて商品価値を高める、ことに成功したのです。大きなチーズアイとナッティな風味、80㎏前後の大車輪を想わせるエメンタールチーズはスイスチーズの代表選手です。

このように、酪農が盛んな様々な風土において、チーズは基幹産業として培われ、食文化を育んできたのです。

もはや「嗜好品」では済まされません。文化としてのチーズの魅力を、これからも少しずつお伝えしていきますね。

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